※写真はキットを組立て、塗装したものです。
【 1990年シーズンを席巻したチャンピオンマシン 】 1990年の世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)全9戦中8戦に出場し、7勝をあげてシーズンを席巻したのがメルセデス・ベンツC11です。カーボンモノコックシャーシに5リッターのV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。ハイパフォーマンスに加えて高い信頼性も特徴でした。また、ジュニアチームとして、ドイツF3で活躍を見せたミハエル・シューマッハ、カール・ヴェンドリンガー、ハインツ=ハラルド・フレンツェンの3人の若手ドライバーを起用したことでも注目を集めました。1990年のWSPCで1-2フィニッシュを4度も決めるなど圧倒的な強さを見せつけたこのチャンピオンマシンの電動RCカー組み立てキットです。滑らかなラインで構成されたボディをポリカーボネートで実感たっぷりにモデル化。多くのスポンサーロゴやゼッケン(1号車、2号車)はステッカーで用意しました。
【 コンポジットフレームを採用したダイレクトドライブ2WDシャーシ 】 シャーシはABS樹脂製バスタブフレームをメインに、前後に樹脂製スペースフレームを組み合わせ、さらに下面にFRPプレートを採用したコンポジットタイプ。剛性の高いフレーム構成がサスペンションのしなやかな動きを助け、切れ味鋭い走行性能を生み出します。足まわりはフロントがキングピンにコイルスプリングを装備した左右独立。リヤは1.5mm厚FRP製のTバーを使用したリジッドタイプとし、TバーのしなりをCVAダンパーで制御した3Pサスペンション。ハイグリップな前後スポンジタイヤとあいまって、優れたロードホールディングを発揮します。また、スペーサーのセッティングにより、フロント(2段)、リヤ(3段)に車高調整が可能です。さらに、スパーギヤには、スムーズな作動に加えて万一のショックからギヤを保護するボールデフを標準装備しました。